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| ２００２年８月 愛知県農政郡 津島地域農業改良普及センター |
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| 供試資材名 |
エヌケイ園芸作物用 |
| 作物・品種 |
人参 向陽２号 |
| 試験暦 |
継続２〜３年 |
| 試験目的 |
連作障害による根腐れの発生と、品質の低下と収量の減少（約１〜２割の減）、並びに生育の不良が目立つ等からエヌケイ−５２園芸作物用の施用効果の検討（特にヒゲ根による品質低下） |
試験要領
施肥
対照区
堆肥等 |
肥料設計は、ＪＡの標準に基づくもので、エヌケイ−５２ 施用区６ａ
同じ肥料設計標準に基づくもので、エヌケイ−５２ 無施用区６ａ
モミガラ堆肥（鶏糞混合）で、全面散布後エヌケイ−５２施用 |
| 播種 |
２００２年８月２１日 |
| 収穫 |
２００３年１月上旬〜２月上旬 |
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１．昨年において、人参のヒゲ根による品質低下により、エヌケイ−５２施用実証したが、今年度においては実証圃場及び他圃場並びに、栽培地域の集落全般に見て、ヒゲ根の現象は昨年に比べて著しく少ない（播種期後の降雨に恵まれたため）
２．よって、階級別品質評価の数量比においては対象区、施用区並びに他圃場とも差異はほとんど認められない
３．だが、市場評価の中で消費者、価格面で市場性のある「秀の２Ｌ、Ｌ、Ｍ」クラスでの価格において、施用区は対象区に比べて平均で、一箱当り７８円高く取引されている
４．又、階級別の「秀Ｓ、２Ｓ」クラスでは対象区に比べて１％の減少が認められた
５．なお、加工向けとなった人参は、施用区は対象区に比べて出荷量で０．３ポイント少なく品質向上の結果であった |
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